寒さの中で元気いっぱい 子や孫も総出で応援
勤労感謝の日の23日村教育委員会主催の第2回体力づくりスポーツ大会が、午前10時から佐敷小学校グラウンドで開かれた。
この日は気温17度というあいにくの寒風の中でおこなわれたが老人、ママさんを中心に約1500人の村民が詰めかけ、この寒さに負けずと大はりきり。グラウンドで繰り広げられるゲーム、踊り、競争に元気いっぱいの姿をみせ、にぎわった。
佐敷村は県から体力づくり国民運動推進事業モデル地区として指定されている。この日のスポーツ大会もその一環としておこなわれ日ごろスポーツにめぐまれない家庭の柱である婦人を中心に、老人パパさんの親交を図り、体力づくりの輪を広げようという趣旨で毎年実施しようというもの。
大会は各字対抗でおこなわれ、ソフトボール投げ、五種競争、タイヤころがし、パン食い競争、仮装行列、親子リレーなど15種目に熱戦を繰り広げた。
なかでもこの日のハイライトは仮装行列、各字の工夫をこらした装いで場内を一週するところは圧巷。老人が主体になり、おばあちゃんが中学生の制服姿で登場して会場をびっくりさせれば、おじいちゃんが負けじと女の羽織ハカマ姿で現れ場内は爆笑の連続。その他鐘や太鼓を持ちだしてのエイーサー、牛おおらしなども飛び出し大にぎわい。また職域リレーでは村長、助役、収入役をはじめ、議会議員、農業委員、農協理事、区長会などが参加、大会を盛り上げた。
各種競技の結果、津波古が優勝、二位佐敷、三位伊原の順。