なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

これまでの経過報告

△ 昭和50年2月19日
村は、国立老人保養施設(総合老人ホーム)が51年度事業計画として県に建設されることを知り、老人福祉に大きく寄与するものと期待、佐敷村字新里地内(旧民政府跡)を適地として誘致の意を表明し、県に陳情書を提出。精力的に関係者に働きかける。
△ 3月27日
第168回定例会で総合老人ホーム誘致に関する要請決議をおこなう。
△ 5月6日
第170回臨時会で総合老人ホーム調査特別委員会を設置、特別委員(7人)を選任し千葉県への調査派遣を承認。
△ 5月8日~5月10日
調査特別委員(派遣委員)千葉県の国立厚生年金休暇センターで実地調査。結果は「積極的に誘致すべし」と報告する。
△ 5月28日
山城村長は、南部振興会、南部地区市町村長会(伊敷喜蔵会長)に協力を要講。5月28日の総会で全会一致で決議、関係機関に要請決議書を提出する。
△ 6月2日
瀬底議会議長は、南部地区市町村議会議長会(屋宜宣卓会長)に協力を要請。6月2日の臨時総会で全会一致で決議し、6月4日関係機関に要請書を提出する。
△ 6月17日
村民ぐるみの誘致運動を繰り広げるため「国立老人保養施設誘致促進期成会」を結成する。
促進期成会は、村、議会など12団体で構成され当局の要請行動を側面からバックアップして、是が非でも村へ老人ホームを誘致しようというねらいから結成されたもの。結成総会では会長に山城村長、副会長に瀬底議長を選出した。
△ 6月27日
期成会代表10人が県庁に屋良知事、宮里副知事を訪ね、佐敷村へ総合老人ホームを誘致するよう再度要請する。
山城村長はその中で、「同村には公共施設が皆無で、老人福祉のみならず広く社会福袖の増進に大きく寄与する公共施設は是が非でも誘致すべきだという村民の声にこたえて村内各種団体を網らした国立老人保養施設誘致促進期成会を結成、積極的な運動を展開している。候補地として椎挙している場所は新里台上の旧民政府、通信隊跡の約十万坪。同地域には大里按司の墓など古墳が多くあり、眼下に馬天港、中城湾を遠望できる風光明媚な景勝地である。
那覇からもわずか12キロで、交通の便もよく立地条件に恵まれている」と佐敷村への老人ホーム誘致を強力に訴えた。
△ 7月1日
期成会代表、平良県議会議長、新垣副知事、吉元県生活福祉部長を訪ね協力要講を行なう。また、プロジェクトチームの方々にも協力要請する。
△ 7月4日
島尻郡老人クラブ連合会(原国政恭会長)は、佐敷村内への誘致を全会一致で決議。屋良県知事を初め関係管庁へ要請する。
村役場では、プロジェクトチームを設置、内部体制の強化を図り、村民大会に向けての準備を始める。
△ 7月5日
期成会代表、南部出身県議会議員へ協力要請。全面的に協力をおしまないという激励のことばを受ける。
△ 7月6日
新里公民館で建設予左地の地主総会を開く。村の誘致方針に全面的に同意、村を積極的にバックアップすることを決める。
△ 7月12日
国立老人保養施設誘致促進村民大会を開く。
村民ぐるみの誘致運動をさらに強力に推進する。

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大分類 テキスト
資料コード 008435
内容コード G000000454-0003
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第37号(1975年7月)
ページ 2
年代区分 1970年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1975/07/10
公開日 2023/10/18