長いこと懸案になっていた村立保育所がこの4月から開園した。総工事費2658万円(内国県補助金1549万3千円、簡保資金借入金460万円)があてられ、総面積302平方メートルの淡いクリーム色のスマートな建物である部屋も広くとり、設計も幼児の発育を十分考えた配慮がなされており、幼児の健全保育はもとより、年々多くなる共働き夫婦の保育問題など村民の福祉と幼児教育に大きく貢献するものである。
本村における学令前の幼児数は1084人で保育に欠ける幼児は約139人と推定される。今回はその18.8%にあたる60人が収容され、年次計画によ有る完全保育を重点とする整備事業がスタートしたことになる。保育所では、保母6人、世話人1人、栄養士1人が勤務し、子供たちの豊かな保育に専念している。