◎血液型とは、
▼血液型には多くの種類がありますが、輸血や妊娠、分娩等に備えて、次の2つは是非知っておいていただきたいものです
①ABO式血液型
A型、B型、O型、AB型の4つに分けられるもの。
②RH式血液型
一般にRHマイナスに分けられるもので、A型、B型、O型、AB型にそれぞれRHプラスとRHマイナスがあります。
◎輸血と血液型
▼輸血は原則的には同じ血液型で行うのがよいのです。しかしやむを得なければABO式の場合O型を他の血液型の人に輸血することも行なわれています。
▼RH式の場合、RHマイナスの人にRHプラスの血液を輸血しますと第1回の輸血に反応が起らない人でも第2回目以降危険が生じますからやはり同じ血液型を輸血しなければなりません。
◎血液型の不適合とは
(不幸な子どもを生まないために)
▼お母さんとお腹の赤ちゃんの血液型が適合しないと、赤ちゃんの血液が壊されて死産したり、重症の黄だんや溶血性貧血になったりします。
▼もし、血液型の不適合が起っても予め血液型を知っていれば、安全に出産できる対策が立てられます。
◎知っておきたい自分の血液型
▼以上の説朋でお分りのように血液型は「A型」、 「B型」というだけでは不充分です。
「A型でRHプラス」、「B型でRHマイナス」
というように賞えておく方が実際に役立ちます。
RHマイナス型の人は日本人では少なく(200人に1人)、登録しておかれると人命救助にもなります。
財団法人 沖縄寄生虫予防協会
転載=(総務課)