本村では、去る10月9日午後1時から津波古公民館で1971年度の敬老会を催しました。この会にはお年寄りの方々504人をお招きし、那覇福祉事務所長殿、大城立法院議員殿、その他村内有志多数が参会して催されました。先づ、村長から80才以上(116人)の方に対し年金(5ドル)及び全員に対して記念品(湯呑)が贈呈され次いで村長あいさつ、来賓祝辞、謝辞の順で行われましたが村長からウチナーグチで長寿を祝福するユーモアたっぷりのあいさつがあって全員満面笑を浮べ場内は一面に笑い声が爆発、会場は一段とそのお祝いムードが高まっていました。
引続き芸伸座による芝居を観覧しましたが全員がその面白い芝居に熱中されいかにも満足そうな面持ちでその一日を楽しく過されていました。それで午後5時に全日程を終了、送りのパスに分乗されお帰りを待っている子や、孫のもとヘパスの窓から手を振られながら帰途につかれました。
なお、本村のお年寄り(70才以上)の内訳は次の表のとおりであります。
最長年者 小波津ツル様(95才) 仲伊保
佐敷村老人クラブ連合会
会 長 嶺井 南顕
副会長 城間 盛亀
琉歌
五、六十やわらび、七、八十 二才小、わした若者や、なまるばんじ