佐敷村の村章は遠く明治以前の間切り番所時代からのものといわれ、その制定の年代はあきらかでないが、古老先輩の口碑伝説によると、昔からの村の章で、昔は間切りの旗頭などにも使われたようである。この村章は佐敷のサの字を図案化したもので、この図案は大桝(一斗桝)をあらわし、五穀豊じょうと、平和豊年を招き、無限に発展していく佐敷村を象徴する章だといわれている。