本村では去った9月15日「としよりの日」の週間中の9月17日午後1時から那覇劇場に敬老者444人(70才以上)をお招きして敬老会を催しました。
この敬老会には琉球政府厚生局長殿を始め那覇福祉事務所長殿、沖縄社会福祉協議会長殿、大城立法院議員殿、村議会議員、各団体長、教育委員、先輩有志、各区長のご臨席のもとに敬老会の式が始められましたが先ず敬老年金の贈呈から始り記念品の贈呈、村長あいさつ、来賓祝辞、敬老者代表謝辞の順で行われました。
今度の敬老年金該当者(80才以上)は94人様でそれぞれお一人、金5ドル宛が交付されつゞいて90才以上の方々お二人(屋比久ウシさん(98)小波津ツルさん(93))に対し行政主席からお見舞金として金一封の贈呈がありました。つゞいて全敬老者に対し村長から記念品を贈り後に村長あいさつ来賓祝辞がありましたがその祝辞もできるだけおとしよりの方々に充分聞きとれるようにとの心づくしでウチナーグチの祝辞などもあって馴れない口調で大変難しそうに話されていましたが「おとしより」の方々には充分聞きとれたことか、笑顔でうなづかれ、ウチナーグチでよく話せるものだと有難とうと感心している面持ちだった。
式終了後「でいご座」仲田幸子一行による数々の演劇があって和やかな裡に午後5時30分全日程を終了1969年度佐敷村敬老会が閉じられました。
なお今年の敬老会は例年と異り会場を那覇劇場にしましたがご感想はどうでしたか。村当局としましては例年同じことをするよりは「タマ」には那覇にもご案内をした方がよいのではないかという考え方から9月の定例区長会にそのことを提案しましたところ提案どうり決定になりましたのでそのとおり実施したのでありますがその経過を検討いたしまして来年の敬老会は「おとしより」大多数のご希望を取入れて実施したいと反省しています。
では又来年の敬老会をお楽しみにお待ちください。
△佐敷村老人クラブ連合会 正副会長紹介
会 長 嶺井南顕(津波古)
副会長 城間盛亀(仲伊保)
△米寿該当者紹介
該当者の皆様お目出とうございます。
氏 名 屋 号
山城 カマ 上新田小
玉城 ウト カンザーヤー
仲村 ウト 新仲村渠
仲村 カマド 仲村渠小
屋比久 カメ ナーカヌメー