本村の67~68年期のさとうきび生産予想高(農協調べ)は約3万9600トンとなっており、前期の生産実績3万2180トン余にくらべ約7400トン(23%)の増収が予想されています。
この増収が予想されている主な点は先づ昨年8月~9月にかけて旱魃に逢いましたが本村の地形的立地条件からして湿りの多い平担地では却ってグングン伸びたこと、暴風雨がなかったこと、適当な時期に肥培管理がなされていること、野ソの駆除が徹底しその被害が少ないこと、等概収以上のような点があげられています。その証拠には現在切り出している反収実績からして前期より約3割の増収が見込まれ5万2000トンを上廻り終戦後最高(64~65年期)の実績高4万159トンの記録が更新されるのではないかと、生産に励む農家の人たちはその増収を楽しみに生産意欲を盛り上げています。果して予想どうりの生産量になるや、否や、搬入終了後のその実績が楽しい課題になるでしょう。では各年期の本村のキビの生産量は次のとおりであります。