本村1967年度敬老会は9月15日午後2時から字津波古公民館ホールにおいて該当者460人をお招きして擁されました。
この敬老会には琉球政府厚生局長殿を始め大城立法院議員、那覇福祉事務所長、沖縄社会福祉協議会長殿の来賓多数と村議会議員、各団体長、教育委員会、先輩有志、各区長のご臨席のもとに敬老会の式が始められましたが先づ敬老年金の贈呈から始り記念品の贈呈、村長あいさつ、来賓祝辞、敬老者代表謝辞の順で行われました。
敬老年金の贈呈につきましては88人の方々に対し金5ドル宛が交付され、記念品として460人に贈呈、ついで村長あいさつ来賓祝辞がありましたがお年寄りの方々に対する聞く人の身になってというお気持ちからウチナーグチでゆっくり、わかりやすく、ユーモアーたっぷりでお祝いと激励のことばがのべられたので充分に開き取られたことか会場のお年寄りの方々は笑顔でうなづかれ「長生きしてよかった」「たのしい社会だ」という感謝のこもった面持ちだった。一応式が終了して各区婦人会を主体とするいろいろな演芸等をご披露申し上げ、午後6時すぎ盛会裡に1967年度の佐敷村敬老会が閉じられました。