本土と同じように老令福祉年金法が去った7月1日から効力を生じ村役所ではその支給のための手続き中でございますが一度に大勢の方が押寄せてこられても思うようにその事務が進まないので各区別に日割をして各区長さんを通じて来所方の伝達をお願いしてありますのでその時はゼヒ決められた日時に来所して手続きをしてください。
この年金制度は申すまでもなくお年寄の方々を大切にするとともに年金を支給して余生をたのしく過していただこうという有難い制度でございますので、いついつまでもお元気で末永くこの年金を受けられるよう祈念申し上げるものでございます。
もらう資格のある人は
今年の7月1日で70才をこえる人(明治30年7月1日以前に生れた人)です。
7月1日以降に70才になる人は70才になった時に手続きをしてください。
いついくらもらえるか
年額50ドルで「10月」、「1月」、「4月」、「7月」4期に分けて村役所で支給します。
資格があってももらえない場合がある
恩給や遺族年金等の年金をもらっている人はその額が多いとこの年金はもらえません。
又本人、配偶者、子や孫に相当の所得があると一年間はもらえません。
又夫婦お2人とも福祉岸金の該当者であるときは両方から8ドルづつ差引かれます。
手続きに要する書類
戸籍抄本、住民票に印鑑を添付し役所窓口に出してください。他の書類は役所に備えてあります。
その他おわかりにならないことは社会保険事務所か又は村役所におたずねください。