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佐敷村代表決る 第16回赤ちやんコンクール

本村婦人会(会長瀬底幸子さん)では去った3月7日午後2時から農協ホールで1967年度の赤ちゃんコンクール佐敷村代表を決める審査を行った。この赤ちゃんコンクールの対象による乳幼児は本村に居住を有し1965年9月1日から1966年8月31日までの出生児で審査基準による、専門医の審査によって行われましたがその結果佐敷村代表に次の男女各一名が選ばれました。

▲男児 一位
山城悟(13ケ月)
 父 光栄(28)
 母 春子(26)
 身長 74.4センチ
 体重 10.65キログラム
 胸囲 48センチ
 頭囲 48センチ

▲女児 一位
 勢理客厚子(18ケ月)
 父 安弘(29)
 母 春子(26)
 身長 78.6センチ
 体重 10.40キログラム
 胸囲 46.5センチ
 頭囲 46.5センチ

なお去った3月13日与那原町役所において地区審査に出場したその結果勢理客厚子さんが女児の一位に入選し地区代表として中央審査に出場することになっています。

村婦人会長瀬底幸子さんの話
健康な赤ちゃんをお持ちの皆様、そして地区に参加なされた山城悟ちゃん、又中央審査までお進みになった勢理客厚子ちゃん、ほんとにお目出度う御座います。この行事も回を重ねる毎に盛大になり今年で第16回目を迎えることになりました。例年どうり第一次予選(村内)第二次予選(地区)中央審査と進められて居ります。今年は惜しくも厚子ちゃん一人中央審査に進む事になりました。地区の審査に当りましてみんなが丈夫で立派な赤ちゃんばかりなので審査にあたられた先生もそれはそれは大へんな骨の折れ方でございました。私達大人はとかく一、二位をきそうように思われますけれども赤ちゃんが一位二位に入られなかったからと気を落す必要はございません。趣旨にもあります様に児童福祉の趣旨に添い小児クリニックの奨励を広く世の母親達に育児の知識を普及し乳児の健全な発育を計りたい」となって居りますのでどうか今後ともますます健康に注意をなされて次代をになう赤ちゃんそしてすなおな赤ちゃんにお育て下さる様お願いします。それから毎月行われている小児クリニックをはじめすべての保健衛生の為に御尽力下さっている村公看、並に関係者皆様方に紙上通じて感謝のお礼を申し上げます。それから赤ちゃんをお持ちのお母様方毎月の小児クリニック、そして来年の赤ちゃんコンクールは今年より以上にわれもわれもと気がるに御参加下さる事を切に切に希望致します。

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大分類 テキスト
資料コード 008435
内容コード G000000423-0006
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第12号(1967年5月)
ページ 2
年代区分 1960年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1967/05/01
公開日