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赤ちゃんコンクール 佐敷村代表決る

本村婦人会々長(真栄城喜佐子)では去った3月17日午後22時から村役所ホールにおいて1966年度の佐敷村代表を決める審査を行った。
 この赤ちゃんコンクールの対象になる乳幼児は沖縄に籍を有し1964年9月1日より1965年8月31日までの出生児で生後三カ月から十八力月児であります。この審査には専門医による審査基準によって行なわれましたが、その結果佐敷村代表が次のとおり決定された。

△一位(佐敷村代表)男児
勢理客守男(11ケ月)
父=吉造(34) 母=ヨシ子(31)
身長 79.3センチ
体重 12.3キロ
胸囲 50.5センチ
頭囲 48.5センチ

△一位(佐敷村代表)女児
宮城みゆき(15ケ月)
父=福森(31) 母=房江(28)
身長 80.5センチ
体重 11.45キロ
胸囲 50センチ
頭囲 47センチ

△二位
・玉城与善
・山内由美子

地区で二人共一位
佐敷村代表として選ばれた勢理客守男ちゃんと宮城みゆきちゃんは去った4月12日与那原町役所ホールで行われた地区の審査に出場致しましたが審査の結果地区でも二人共男児の一位、女児の一位に決定した。

区村婦人会長の話
赤ちゃんコンクールをかえりみて  真栄城 嵐佐子
 始めに健康な赤ちゃんをお持ちの皆様。そして地区予選から晴の中央審査まで参加した勢理客守男、宮城みゆきちゃんおめでとうございます。この行事も回を重ねる毎に盛大になり今年で第15回目を迎えることになりました。例年のことながら一次予選(村内)二次予選(地区)中央審査で進められて居ります。特に一位・二位をえらぶばあいになると医師や立合い人は又大へんです。みんな丈夫で立派な赤ちゃんばかりですからそれだけ審査にも骨がおれるわけです。しかし幼児が1番や2番に入ってないからといって何も気にすることはないと母います。参加なされた皆様方は、全部標準以上で何の不足もない方々ばかりでしたから…
コンクールの趣旨にもありますとおり、「児童福祉の趣旨に添い小児クリニックの奨励広く世の母親たちに育児の知識を普及し乳児の健全な発育を計りたい」となっておりますからどうか今後ともますます健康に注意されて次代をになう赤ちゃんを立派にお育てなさるようお願いします。それから毎月行われている乳幼児のクリニックをはじめすべての保健衛生のために力をつくしておられる村公看並びに関係者の皆様方に紙上を通じて感謝のお礼を申しあげます。

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大分類 テキスト
資料コード 008435
内容コード G000000418-0004
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第7号(1966年5月)
ページ 1
年代区分 1960年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1966/05/20
公開日