“佐敷村議会(議長嶺井行正氏)第110回定例会が12月24日月午前10時に開かれ、25日午後5時20分閉会した。
“今期は、外間村長就任第2回目の定例会であり、予算の追加更正があって、行政全般への一般質問及び議案の質疑等が活発に行なわれた。
“会議事件は、村長提出議案二件、議員発議案一件議題一件で審議の結果次のとおり処理された。
▽1966年度佐敷村才入才出追加更正予算議決について(村長提案)
「結果」修正可決
今第一回の追加更正予算は1万6千197ドルで当初予算の10万2千067ドルと合せて予算総額は11万8千264ドルになるわけ。修正の部分は、役所費の需要費中、報償費で追加135ドルを185ドルに増額 (前助役報償費等追増)産業経済費の水産、園芸奨励費中、補助金で各75ドルを各50ドルに減額(現状維持)、そのほかは原案どおり決定になった。
「別項」村長の議案説明を参照
▽村道路の認定について(村長提案) 「結果」=承認
1.新里地内(137号線~名合原) 長サ452米
2.兼久地内(44号線~新里学道) 長サ183米
3.佐敷地内(44号線~佐敷中道) 147米三ケ所
▽選挙管理委員及び補充員の選挙について(議題) 「結果」=つぎのとおり
「委員」=屋良景白(富)、仲村武一(津)、宮城福光(手)、嶺井広得(兼)、徳木善成(佐)
「補充員」=藤山高徳(富)、金城 清(佐)、新里勇孝(新)、嶺井文盛(津)、知念 勇(小)
▼佐敷村議会会議規則の全部を改正する規則(議員発議案) 「結果」=審議未了
1965年 議会日誌
議会
(1)第105回定例会
3月15日本会議
〃 16 〃
〃 17 〃
(2)第106回臨時会
4月22日本会議
(3)第107回定例会
6月18日本会議
〃 19 〃
〃 20 休会
〃 21 本会議
〃 22 〃
〃 23 休会
〃 24 本会議
〃 25 協議会
〃 26 休会
〃 27 〃
〃 28 本会議
〃 29 〃
(4)第108回定例会
9月29日 本会議
〃 30 〃
10月1日 〃
(5)第109回臨時会
11月2日 本会議
(6)第110回定例会
12月24日 本会議
〃 25 〃
付議案件
(1)第105回 18件
▲条例の設定、改廃(13)△予算更正△決算認定△財産の取得(2)貸付(3)
(2)第106回 5件
▲条例設定 ▲予算更正▲財産の取得委託契約(3)
(3)第107回 9件
▲条例改正(3)▲予算更正▲予算繰越▲66度予算
▲財産の貸付、委託契約(2)▲工事契約
(4)第108回 5件
▲条例改正▲選任同意(2)▲要請決議
(5)第109回 2件
▲選任同意(2)
(6)第110回 4件
▲予算更正▲道路認定▲規則改正▲選挙
委員会
(総務、財政常任委員会)
委員長 城間万清
副委員長 城間盛亀
委員 小谷森青 宮城喜義 平田源善
6月17日 村有財産地積確認調査
(経済、工務常任委員会)
委員長 神谷正雄
副委員長 普天間善徳
委員 城間盛亀 平良永七 富永東次
6月7日 村道路現況実態調査
10月29日 同 上
(文教、厚生、労務常任委員会)
委員長 永山盛豊
副委員 城間 実
委員 渡名喜元盛 知念周造 吉田 勇
12月8日 保育所運営状況調査(与糸那)
(非細分地料配分特別委員会) (3月17日設置)
(長) 永山盛豊 神谷正雄 平田源善 城間盛亀
城間万清 知念周造 嶺井行正 小谷森青
4月2日 運営方針の樹立
〃 9日 中部町村の経理状況調査
〃 13日 調書検討、配分比審査
〃 20日 村軍用地●現地調査
10月28日 経過説明、配分比審査
11月4日 南部全町の村経理状況調査
(甘蔗搬入促進特別委員会) (3月17日設置)
(長) 嶺井行正、小谷森青 普天間善徳 城間実
3月21日 村内隣村甘蔗残高現況圃場調査
〃 24日 資料、調書の審査
〃 26日 三製糖社へ伝票増配陳情
〃 29日 合同審査(委員会、役所村農協担当員)
4月1日 〃
〃 31日 三製糖社へ再陳情
(議員研修会)
10月25~26日 主催=沖縄市町村議長会講師=元衆議院法制局長 西沢哲四郎先生
科目=市町村議会の運営について
1.議会の本質
2.会議運営の基本原則
3.議会の権限と議員の権限
4.常任委員会と特別委員会
5.議長の立場と議員との関係
6.発言
12月13日 主催=村議会(議長 嶺井行正)
講師=地方課(嶺井課長外係長)
科目=1.議会運営の一般論
2.税法改正の内容
3.教育委員会法の改正および財政一本化
4.市町村交付税の算定