夏も真盛りで、人々は海に川に水浴に出かけるようになるが、その楽しい水あそびから尊い人命を失うという悲しいできごとがおこってくる。
佐敷村社会福祉協議会では7月のはじめ、小中学校、各区区長、婦人会、警察の人たちに集まってもらい村役所で水難防止協議会を開いた。今年はこれから佐敷村で水難事故がおこらないようにしようと各家庭には「子供たちを、水難事故から守りましょう」のチラシを配り、さらに水泳危険区域に、「水泳危険区域です」「ここではすいえいはできません」と書かれた立札が仲伊保の港、富祖崎の中の橋、浜崎橋の下流、兼久の浜、新里のマヤーガーラ馬天のクジラ工場と桟橋の近くの七カ所に立てられた。