このたび待望久かった、機関紙広報「さしき」を発刊することができましたことをまず村民と共によろこびたいと存じます。 創刊するにあたりましては嶺井村議会議長、渡名喜小学校長、山城中学校長、宮城農業協同組合長、玉寄村婦人会長、宮城村青年会長、嶺井強衛先生各位の御祝辞をいただくことができ私達を激励していただいたことにたいし深甚の感謝を申上げると共に副うべき決意を新たにするものであります。広報のもつ使命は村民の皆様に村のあり方や村勢の状況、また今後の方針等 について広く村民の皆様に知っていただきもって将来の村勢振興のため村民各位の御助言、御協力を御願いするためであります。現在役所と議会が協力一体となって地方自治の進展のため努力を続けつつありますが、今後に残された問題と致しましても幾多の提案事項があります。
これらの諸問題を解決して行くためには今後とも村民各位のなお一層の御協力を御願いせねばならない事柄が多いのであります。そいう時機に際し村広報を発行できますことは真に時宜に適したことで今後の地方自治の発展に大きく寄興するものと信 ずるものであります。今後の村広報活動の方針と致しましては村の行財政の状況や、村議会、学校、農協、村内各団体等の活動状況、その他村勢全般についての記事を収録し広く村民に公表する計画であります。本日誕生致しました広報「さしき」が立派に成長し将来村民皆様のために真に役立つ広報として発展するよう念願するものであります。広報発刊にあたり本紙の御愛読と今後の御支援御協力を御願い申し上げて御あいさつと致します。