知念村老人クラブ連合会主催の第五回老人スポーツ大会が十一月一日、知念小学校グラウンドで行なわれました。これは、「健康で明るく楽しく」をスローガンに、スポーツを通じて生きがいと社会活動への参加意欲を高めるとともに、老人に対する深い理解と関心の高揚をはかり、あわせて老人スポーツの振興を願って催されました。
この日は、どんよりとした曇り空でスポーツ大会にはふさわしく、朝から、会員をはじめ、お孫さん、お子さんも家族ぐるみでかけつけ、じいさん、ばあさん達の競技を見ようと多くの人出で大にぎわい。
大会は九時三〇分全会員による入場にはじまり、副会長の開会のことば、国旗並びに大会旗掲揚、大会長あいさつ、祝辞につづき、老人クラブの歌の斉唱、健康体操の後、競演技に移り、競技のトップを切って、議員、区長会役場課長、婦人会、福祉課職員、農協職員による職域リレーが行なわれ、大会を盛り上げた。
ひきつづき、各組十名による「ボール送り」・「玉入れ」・「ゲートボールリレー」・「ケツ圧測定」・「恋人さがし」など行なわれ、選手たちも大奮闘、なかでも「恋人さがし」は珍競技の的、お孫さんたちの声援に一段と熱がこもる中、男女に分かれ、互いに同じ番号の相手を見つけ、てれくさそうに手を引き合い、肩を組み合ったり、おんぶし合ったり、行き先をまちがえたりけんめいにグラウンドをかけまわり、和気あいあいのムードでした。
最後の競技種目の親引きでは老人クラブ全員、一般観客も、一諸になって東・西に分かれて引き合います。綱引き前のデモンストレーンョンとして伝統的なガーエーでは束西に分かれた会員、観客もお互いに負けずまいと、太鼓やドラ鐘で勝負の熱を盛り上げました。盛り上かりが最高頂に達すると、「ドーン」と雷管の音とともに引き合いが始まり、東西とも全力を尽くしてがんばります。
結果は一対一の引き分けでした。
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008538 |
内容コード | G000001350-0003 |
資料群 | 旧知念村広報 |
資料グループ | 広報ちねん 第17号(1981年12月) |
ページ | 6 |
年代区分 | 1980年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 知念 |
発行年月日 | 1981/12/26 |
公開日 | ー |