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豊かなくらしと住みよい社会をつくる“郵便貯金”

郵便局の郵便貯金は、明治八年の創業以来身近な貯蓄として広く国民のみなさま方にご利用いただき、預けられた貯金の総額は、全国で六十四兆円、沖縄県内においても一千八百億円を超えています。
このみなさまからお預かりした大切なお金がどのように使われているかご存知でしょうか。
郵便貯金としてお預かりしたお金は、大蔵省の資金運用部に預けられ財政投融資の主要な原資として各方面へ融資され、住宅、学校、病院、道路、下水道、ゴミ処理施設の建設、中小企業、農林漁業の近代化など、みなさまのごく身近なところで生かされています。
沖縄県内では、県、市町村等に対して、一・〇九五億円及び沖縄振興開発金融公庫を通じて 中小企業、農林漁業関係者等に対して四・九四九億円の融資がなされています。
私達の知念村でも一億九千百万円の融資を受けており、この資金によって昨年度は、村立図書館 、児童屋内体育館か建設されました。
郵便局ではこのような郵便貯金の働きを広く村民のみなさま方にご理解いただくため関係機関の協力を得て毎年十月を「豊かなくらしと住みよい社会をつくる郵便貯金月間」(十月中)を実施することとしています。
また、この期間中の十月二十五日から三十一日までを「郵便貯金週間」として、日ごろから ご利用いただいております皆様への感謝の意を表わすため、各地の郵便局で「花の種子プレゼント」を行います。

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大分類 テキスト
資料コード 008537
内容コード G000001349-0006
資料群 旧知念村広報
資料グループ 広報ちねん 第16号(1981年10月)
ページ 5
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 知念
発行年月日 1981/10/20
公開日