なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

活動の輪を広げる 知念若妻会

「いつも明るくにこやかに、互いに励まし合い支えあい、自からのくらしをよくしよう」を合言葉に、地域に根ざした活動の輪を広げる若い婦人の集りがあります。知名若妻会がその会です。現在、会長玉寄美佐子さん、副会長大城和子さん、会計神谷美佐子さんの三役を中心に会員は二十代三名、三十代十名の十三名の若い婦人で構成されています。
会が発足したのは昭和五一年十月、農協婦人部の生活見直し運動の家計簿講習会から九名でスタート。今では生改グループにも加入、昔は女のたしなみと言われたみそつくりからいろいろな地域行事の参加まで幅広く活動を続けます。また、会の結束は強く、今日まで脱落した者はなく、会員はかえって増えています。会活動に対しては殿方も協力的で、年一回の忘年会は夫婦同伴で行なわれると言います。
二年前に加入した我如古静子さん、仲宗根睦子さんは「他から嫁いできて早く地域にとけこもうと加入しました。今では知り合いも多くなり、とても楽しいです」と語ります。
生活改善グループを指導している島添芳子指導員は「とかく若い婦人は、家庭での受身的な学習になりがちですが、このような小グループによる料理、生花、家庭菜固などの実践学習はすばらしい効果があります。他の地域でもこのような会が多くなるとすばらしい」と述べていました。
人前でも話ができるように、なんでも話合える仲間、そしてお互いに励まし合いささえ合い責任を持ち合い、自分のくらしに役立て、地域をよくする力になります。そのようなグループ活動の成果を若妻会は着実に残しております。

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大分類 テキスト
資料コード 008535
内容コード G000001347-0004
資料群 旧知念村広報
資料グループ 広報ちねん 第14号(1981年5月)
ページ 7
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 知念
発行年月日 1981/05/10
公開日