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県美化コンクールで表彰 志喜屋婦人会

このほど行なわれた沖縄県婦人連合会による第十回美化コンクールで、本村志喜屋婦人会が表彰を受けました。志喜屋区はもとより、村婦人会にとっても初めての表彰で「地道な会活動の成果であり、今後の婦人会の発展が大きく期待される」と関係者は大喜びです。志喜屋婦人会は会員百三十名の大世帯で、会長仲里和さん、副会長親川トミさん、書記会計山内光恵さんの三役を中心に、現村婦人会長の親川勢津さんも志喜屋婦人会出身ということで活動盛んな婦人会 です。特に、はとんどの婦人か 自家製のみそを作り、婦人会独自でみそすり機を所有するほどです。また、婦人会の結束力は強く、会員も積極的で他の各種団体や地域とも協力して活動を盛り上げています。今回の美化コンクールでは、従来の春秋の単なる美化運動から一歩進め、緑化による自然との調和を目標に、婦人会が計画立て、各々の団体(生徒会、クバの会、若水会、老人会等)に呼びかけ、美化運動の輪を広げました。
まず手がけたのは保育所周辺の環境美化です。そこは、樹木や草が茂り、日中も人通りが少 なく、ちりの不法投棄や不良グループのたまり場にもなりつつありました。
そこで、草木を伐採してみそすり機の収益や補助金により春咲、秋咲と季節の花を植えた結 果、見違えるように明るくなり人通りも多く、明るい花が咲くようになりました。このように環境を美化することにより、青少年の健全育成にも貢献しているのです。また、年四回の清掃日を設け、子どもたちから、お母さん、お父さんと、共に清掃を行っています。このような婦人会の活動の成果が今回の表彰です。

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大分類 テキスト
資料コード 008533
内容コード G000001345-0008
資料群 旧知念村広報
資料グループ 広報ちねん 第12号(1981年2月)
ページ 7
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 知念
発行年月日 1981/02/25
公開日