私は国民年金に七年間加入しておりますが、住宅を新築する際に年金住宅融資という制度が利用できると聞きました。私の場合、いくら借りられ、金利はいくらですか。また、手続はどこでしますか。(村内・大工)
お答え
国民年金などに加入している人を対象に住宅資金を融資する制度があります。融資を受けることができる資格としては、年金に三年以上加入している人で、住宅の新築、新築住宅・ 既存住宅の購入、住宅の改良などに利用できます。
融資の金額は、年金に加入している期間によって異なり、国民年金、厚生年金の場合、別表 のとおりとなっております。
金利は年六・〇%で、返済期間は木造で二五年以内、耐火構造で三五年以内となっておりま す。あなたの場合、国民年金に七年加入ですから、二百万円の年金融資か利用できます。また利率は年六%ですので三五年で返済する計画であれば、毎月の返済額は一万一千四百二円となります。申し込みは、公庫住宅融資と一緒に銀行、農協などに申し込んで融資を受けるわけですが、申し込み者が多い場合、抽選により決定します。ちなみに前回の競争率は二 五倍でした。さらに、この融資は夫婦共に利用できます。例えば、夫が厚生年金七年、妻が国民年金七年の場合、夫の分三百万円、妻の分二百万円、公庫融資の六百七十万円と合わせますと、一千百七十万円の併せ貸し融資を受けることができるわけです(ただし、必要資金の八〇%が限度)
詳しいことについては、銀行、農協にお尋ね下さい。(村役場国民年金係)
別表
厚生年金の場合
加入期間 融資額
三-五年 二百五十万円
五-十年 三百万円
十-十五年 四百万円
十五年以上 五百五十万円
国民年金の場合
加入期間 融資額
三-五年 百二〇万円
五-十五年 二百万円
十五年以上 二百七十万円
なお、国民年金加入者で、特例による追納をなされた方は、その追納による期間も加入期間 として算入されます。
ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=1Y1r48HhWKG1g70GDw2kFGslKgPCz-q1e |
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008533 |
内容コード | G000001345-0006 |
資料群 | 旧知念村広報 |
資料グループ | 広報ちねん 第12号(1981年2月) |
ページ | 6 |
年代区分 | 1980年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 知念 |
発行年月日 | 1981/02/25 |
公開日 | ー |