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“心の広場”として 知念公民館活動発表会

十二月二一日、知名公民館において、南部地区公民館活動発表会(南部地区公民館連絡協議 会主催)が行なわれました。発表会には、南部地区や村内の公民館関係者約百名が参加し、 知名区の公民館活動のあり方や 各種団体の活動の状況、その成果について実践発表が行なわれました。最初に、前城盛吉区長が歓迎と知名区公民館活動の状況説明を行ない、続いて、ヌーバレー保存会―山内美武、体育クラブ―神谷博、PTA―大城竹博、婦人会―大城美枝子の五氏により、それぞれの活動発表が行なわれました。体育クラブの神谷博さんは、体育クラブの結成の結果、村陸上競技大会連続十三回優勝を成しとげ、すべてのスポーツ競技において向上が見られます。今までに、国体、高校野球甲子園大会、大学選手権大会、高校総体、九州中体連選手権に出場する選手が生まれましたと、体育クラブの成果を述べておりまし た。最後に講評として県教育庁社会教育課の比嘉盛加先生は「シマ作りの原点として、知名区特有の心を、幼い頃から祭りや芸能の心を、育てることにより心の広場として知名区を支 える力となります。さらに知名区の場合 スポーツに対する熱意と努力が知名区の発展につながっています。
また、公民館活動の原点は、子供の教育であります。五年経つと区を支える者の教育が必要 です。その場合十二歳と二四歳が出発点となります。息の長い教育が必要です。公民館活動とは人間を育て、心をふかめ、体をきたえ、情操をみがき 、命と財産を守ることであります」 と強調しておりました。

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大分類 テキスト
資料コード 008533
内容コード G000001345-0004
資料群 旧知念村広報
資料グループ 広報ちねん 第12号(1981年2月)
ページ 5
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 知念
発行年月日 1981/02/25
公開日