「あーん、お口を大きくあけて、おいしいですよ」。十二月十日、中央公民館調理室において、乳児を持つ母親を対象に初めての「離乳食の作り方」実習が行なわれました。
これは、母親に離乳食を実際に作ってもらい、乳児向けの味を知ってもらおうと、村役場と
保健婦室が主催したもので、二五名の乳児をもつ母親が参加しました。
現在、五ヶ月の男の子をもつ仲里早智子さんは「実際に作って味をしてみて、こんなにも大人の味と違うことがわかりたいへん役立ちました。」と実習の感想を語っていました。
嘉手莉照子保健婦は「離乳食については、乳児相談でも指導をしておりますが、実際に作ってみなくてはわかりにくいものです。それに、離乳食を作らずに大人の食事から与える方もおるようですが、そうしますと、乳児は貧血になったり、好き嫌いの激しい子どもになり、発育に悪影響を与えます。離乳食は乳乳児にとって欠かせないものです。」
と離乳食の作ることの重要性を強調しておりました。
ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=1-eCxZbg9951A6mJKApQ1lvzDWhI23YB1 |
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008532 |
内容コード | G000001344-0007 |
資料群 | 旧知念村広報 |
資料グループ | 広報ちねん 第11号(1981年1月) |
ページ | 7 |
年代区分 | 1980年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 知念 |
発行年月日 | 1981/01/ |
公開日 | ー |