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豊かなくらしと住みよい社会をつくる“郵便貯金” 知念郵便局

郵便貯金は、創業以来常に国 民生活に密着し、その経済生活の安定と福祉の増進に寄与しながら堅実な歩みを続けており、一世紀余りを経た今日、国民のみなさまの厚い信頼と幅広い支持に支えられて、貯金現在高も全国では五四兆円、復帰後九年目の沖繩県におきましても約一、四二〇億円と大きく成長しております。
郵便貯金は、みなさまの日常の経済生活の安定と財産づくりのお手伝いをするとともにみ なさまからお預かりした大切なお金は資金運用部を通じ、国の財政融資の主要な原資として、沖繩県などの都道府県はもとより各市町村、沖縄振興開発金融 公庫及び公団等に融資され、国民の福祉増進に関係の深い住宅の建設、公害の防止、生活環境の整備、中小企業・農林漁業の近代化、道路の建設及び文教施設の拡充など各方面に融資されており、昭和五十四年度末の資金運用部資金残高約八五兆円に占める郵便貯金の割合は約六〇%に達しております。沖縄県内におきましても、県庁をはじめ各市町村にあっては約七七二億円、個人中小企業・農林漁業関係者等に融資している沖縄振興開発金融公庫にあっては約四三三億円と大きな額となっています。
また、我々の知念村でも六月三十日現在、一億六千八百万円の融資を受けており、この資金 によってできた施設として、小・中校校舎、体育館などがあります。
郵便局では、このような郵便貯金の働きを広く県民のみなさまにお知らせし、郵便貯金に対する御理解と御協力をお願いするため、資金運用面で関係の深い沖縄県、沖縄総合事務局など各種の機関の協力を得て、「豊かなくらしと住みよい社会をつくる郵便貯金月間」(十月中)を実施することとしています。
また、この期間中の十月二十五日から三十一日までを「郵便貯金週間」として、日ごろからご利用いただいているみなさまへの感謝の意を表すため、各地の郵便局でいろいろな行事を実施します。

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大分類 テキスト
資料コード 008530
内容コード G000001342-0018
資料群 旧知念村広報
資料グループ 広報ちねん 第9号(1980年10月)
ページ 12
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 知念
発行年月日 1980/10/12
公開日