子供「泳ぎにいってくるよ」
母「車に気をつけるんだよ」
夏の昼間の会話です。でも、ちょっとまってください。夏に限ると、交通事故死より水の事 故死のほうが多いのです。ですから、もう一言「泳ぐ場所にも気をつけるんだよ」とつけ加えてください。
昨年の夏(六月〜八月)に、水の事故で死亡したり行方不明になった子供(中学生以下)は三
百三人でした。この時期に交通事故で死亡した十五歳以下の子供は二百二人。こうした子供の水難事故の約六割は保護者がそばにいないときに起こっています。また、全体の七割は、波の荒い海や流れの速い川なのに遊泳禁止などの水難防止措置が取られていない場所で起きています。
大人の注意力が事故を防ぐ
子供たちを水の攘牲者にしないために保護者や大人は、次のような点に十分注意してください。
・子供たちだけで水泳や水遊びに行かせない。行くときは保護者や大人が必ず同件する。 特に、幼児がいる場合は、常に目を離さないようにする‘
・雨降りの後などで川や用水堀が増水しているときは、子供たちを近づけないよう注意する。
・危険な水辺で遊んでいる子供を見かけたら、声をかけ安全な場所で遊ばせるようにする。
・家の近くにさくやふたのない用水堀やため池があるときは、すぐにその管理者に申し出て、さくやふたをしてもらうようにする
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008362 |
内容コード | G000000339-0012 |
資料群 | 旧知念村広報 |
資料グループ | 広報ちねん 第37号(1985年8月) |
ページ | 10 |
年代区分 | 1980年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 知念 |
発行年月日 | 1985/08/05 |
公開日 | ー |