高温多湿のうっとおしい季節。何をするにも体がだるく、疲れやだるさを訴える人がふえてきます。
十分な睡眠や調和のとれた食事、適度な運動で、その日の疲れはその日のうちに取り去り、 翌日まで残らないようにしましょう。
一口に疲れ、だるさといっても、病気の症状としてあらわれる場合と、病気とは無関係に起 こる場合があり、その区別は医師の診断にゆだねなければなりません。
ところで、これといった病気がなくても起こる疲れ、だるさは、睡眠不足や過労など生活そ のものの不合理・不健全―つまり生活のひずみが原因となっていることが多いのです。
このような疲れ、だるさの原因は、病気ではありませんが、そのままの状態が続くと本当に病気になってしまいます。そうならないように、心身は生活のひずみ改善を訴える—この訴えが疲れであり、だるさであると考えればよいでしょう。
ですから、疲れ、だるさを感じたら、次のような生活のひずみを再点検してみましょう。
[運動不足]
体全体の適度な筋肉疲労が足りないために、かえって疲れる―疲れないから疲れる、という
症状です。適度な運動を。
[休養 睡眠不足]
心身両面の、能率のよい休養が必要です。体の疲れは睡眠によって解消されますが、頭や心の疲れは眠るだけでは不十分で、気分転換や運動が不可欠です。
[食生活の偏り]
栄養のアンバランスは体の機能にいろいろな障害を引き起こしますが、疲れ、だるさはその 前ぶれともいえます。献立の見直しを。
[ストレス蓄積]
精神的な疲労は、気づかれの多い現代社会を象徴しているともいえます。いい意味での”遊び”を生活に取り入れましょう。
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008361 |
内容コード | G000000338-0002 |
資料群 | 旧知念村広報 |
資料グループ | 広報ちねん 第36号(1985年5月) |
ページ | 5 |
年代区分 | 1980年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 知念 |
発行年月日 | 1985/05/15 |
公開日 | ー |