去る、十二月十三日に「郷土の伝統芸能を正しく理解し、継承するとともに会員相互の団結と親睦を図りながら地域文化の発展に貢献する」ことを目的として、沖縄県婦人連合会・NHK放送局の共催で第六回全琉婦人芸能大会が那覇市民会館において行なわれました。
この大会には、各地区代表の婦人会十団体が出場し、村婦人会(新垣千代子会長)も南部地 区代表に選出されました。
村代表の三十名の婦人の皆さんは、十月から週二回午後八時から午後十時までの二時間練習に汗を流し、又十二月に入ってからは、毎日が練習日で婦人の皆さんにとっては家庭と両立させるのに苦脳していたが、家族の理解と協力で無事二か月間の練習に専念することができたことに対し、婦人全員が感激していました。
本村は、農業、漁業の兼業村であるので出演種目を農業は「汗水節」、漁業は「伊計節」で表現し、農業、漁業がいつまでも繁盛するように願いをこめて「めでたい節」で最後をしめる「かりゆしの遊び」と題して出演し、昼の部、夜の部とも熱演で会場から盛んな拍手を受けていた。そして表償式で村婦人会に優秀賞として、賞状とタテが贈られ、出場者全員喜びをわかち合いながら、今後はサークル化して活動しようと意気統合していました。なお 大会出演者はつぎのとおりでした。ごくろうさんでした。
出演者
汗水節
仲里節子、前城君子、津波古辰美、屋比久竹子、中里三枝子、幸地マサ子、具志堅勝子、永吉佐代子、宮城涼子、木下道代
伊計節
糸数ヨシ子、我如古キク子、大城竹子、大城スミ子、島袋嶺子、城田清子、山内美代子、大城和子、島袋智子、大城ヱミ
めでたい節
比嘉吉美、幸地吉子、名嘉山敏子、運天米子、山城美佐子、仲里文子、具志堅加代子、酒井勝子、外間洋子、新垣享子
ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=14J1kCuPsAHTSZgScutCXpC2nvWwcOGAv |
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008360 |
内容コード | G000000337-0002 |
資料群 | 旧知念村広報 |
資料グループ | 広報ちねん 第35号(1985年3月) |
ページ | 3 |
年代区分 | 1980年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 知念 |
発行年月日 | 1985/03/05 |
公開日 | ー |