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保健婦だより 夏に多い湿疹やアセモの予防

湿疹はかなり体質的なもので、でき易い体質がありますが、軽いものは誰れにもでき易いので心配はいりません。
赤くなってじめじめしやすい湿疹はアレルギーと関係のあることが多いですので、そ
の原因をつきとめるようにしましょう。
アセモは皮膚のよごれで汗腺がつまってできやすいのでまめに入浴させ、肌の清潔に注意するのが予防になります。
夏の暑いときは、木綿かガーゼ類の肌着を一枚着せておいた方が、汗が吸いとられるため、素裸よりかえってアセモができにくいとされています。うっかり着せすぎるとアセモは冬でもできますので注意して下さい。
赤ちゃんの頸や眉毛のところなどにかさぶたのようなものができて気になることがあ りますが、これは脂漏と云ってむしろふけのようなもので病気ではありません。入浴のときに頸を洗ったり、オリーブ油でしめしてとったりして差支えありませんがむりにとることはしないよう注意しましよう。
お誕生までにはなおるものです。

保健婦 嘉手莉綾子

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大分類 テキスト
資料コード 008359
内容コード G000000336-0013
資料群 旧知念村広報
資料グループ 広報ちねん 第8号(1980年8月)
ページ 6
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 知念
発行年月日 1980/08/10
公開日