今年は空梅雨で日照が続いたため、バッタが異状発生、特に本村の場合、サトウキビ畑が食い荒され、大発生のキビ畑では青葉がなくなり、スジばかりの状態であります。
六月初旬より異状発生したバッタは七月になっても衰えず、八月まで発生が予想されます。
そこで、村役場産業課では、農協、中部製糖、知名区と共同で、知名桃原のバッタ撲滅作戦を七月二十一日午前十時より行ないました。防薬マスクをした職員がキビ畑に向け農薬水を散水、同時に飛び逃げるバッタ群。さて、その効果は―
役場産業課の説明によると、防除の効果は八〇パーセント程度とのこと。農薬防除の実施に より、発生は下火になりつつあるが、成長したバッタは移動するため絶滅はむつかしいようです。やはり、最大の防除は適度の雨しかないようです。今後の対策としては、発生初期の段階で徹底的に防除していきたいとのことです。
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008359 |
内容コード | G000000336-0002 |
資料群 | 旧知念村広報 |
資料グループ | 広報ちねん 第8号(1980年8月) |
ページ | 2 |
年代区分 | 1980年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 知念 |
発行年月日 | 1980/08/10 |
公開日 | ー |