七月、八月の暑い盛りは、食品のいたみが早く、食中毒が多く発生します。食品の管理と台所の衛生には十分気をつけましょう。
食中毒の予防は、一にも二にも食品を細菌汚染から守ることに尽きますが、そのためには、
次の三原則を忘れないようにしたいものです。
① 清潔 ②じん速 ③加熱と冷却
「清潔」については、いまさら言うまでもありませんが、ふきん、まな板、包丁、食器類などの衛生には、とくに気をつけましょう。
また、意外な盲点となるのが手です。台所に立つときは必ず手を洗うくらいの心がけを持ちたいものです。
② の「じん速」は、食品を早く調理し早く食べる、ということですが、夏場はとくに注意
しましょう。
③ の「加熱」、つまり煮沸消毒は、手軽にできる 細菌退治法のこつです。とくに、ふきん
はバイキンの巣になりやすいので、よく洗って煮沸消毒をし、日光に干すのが一番です。
また、「冷却」は細菌の増殖を抑えるのに効果がありますが、冷蔵庫を過信するのは禁物です。
夏の間は、冷蔵庫の利用が増え、食品を詰めすぎて冷気の循環を悪くしたり、ひんぱんな扉
の開閉によって庫内の温度が上がりがちです。
週に一回くらいは、残品を整理するなどの“庫内一掃”を行ないましょう。
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008358 |
内容コード | G000000335-0008 |
資料群 | 旧知念村広報 |
資料グループ | 広報ちねん 第7号(1980年6月) |
ページ | 6 |
年代区分 | 1980年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 知念 |
発行年月日 | 1980/06/25 |
公開日 | ー |