なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

昭和五四年度 知念小学校歯の状況から

非常に多いむし歯
沖縄県九五パーセント 知小九九・二パーセントの児童にむし歯があります。学年別にみると、

原因をさぐろう
(考えられること)
一、甘い食べもの(おやつ)が多すぎる
二、歯の質が弱い(偏食・母体のカルシウム不足)
三、口の中の清そう状況がわるい(はみがき)
さて右記の三点のうち考えられることは何でしょう!
三つの条件が一つでも改善されるとむしばは少なくなります。
知小の子供たちを、むしばをつくる悪い環境から守りたいものです。
母親も本人もまわりの人もみんなで気をつけたいものです!

よい治療率
治療率が年々よくなっていることは大変うれしいことです。 しかし、それにかける時間、お金、痛みなどのムダを考えると、治療はもちろんですが予防の方にも、もっと力を入れてほしいという気がします。
じょうぶな歯は建康づくりの第一歩です。おく歯が一本ないと食物をこなす力が二五%もおちるといわれています。本位の向上のためにもみんなで考えてほしい問題ではないかと思います。

(予防法) ……みんなの協力が必要です。
・家族全員で夜のはみがきを実行しましよう。
・だらだらと甘いものを与えないようにしましよう。
・よい歯質をつくりましょう。(妊娠中、乳幼児期の栄養)
知念小学校養護教諭 平良史子

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大分類 テキスト
資料コード 008358
内容コード G000000335-0003
資料群 旧知念村広報
資料グループ 広報ちねん 第7号(1980年6月)
ページ 3
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 知念
発行年月日 1980/06/25
公開日