五月二五日の漁協総会において、昭和五三年度の優良漁業者として知念村漁業協同組合 (組合長照喜名朝進)より、次の三名が表彰されました。
糸数竹秀さん、内間嘉明さん、大城善考さん
昭和五三年度における水揚げ高順位は次のとおりとなっております。
1糸数竹秀、2内間嘉明、3大城善孝、4内田待壱、5吉田兼一、6照喜名朝金、7照喜名朝男、8内間紹仁、9親川佐郎、10外間尹信
港の朝は早い。朝五時、クリ舟か次々に港に入ります。そこに、二十余年間漁業一筋に生きた糸数竹秀さんの顔もあります。
「三十キロもするミーバイを釣り上げたこともあります」と真っ黒に焼けた顔でニコッと照れくさそうに話します。そこには三年連続水揚げ一位になった海の男の厳しさはなく、やさしい父親の顔があります。
糸数さんはヨシ子夫人と二男二女の六人家族の四三歳です。今日もまた、大海でがんばり続けることでしよう。
「朝、港に着いて子供の顔を見るのが楽しみ」と長女の理江ちゃんを抱きながら語る内間嘉明さん。午後五時には漁に出かけ朝の五時にしか帰らない内間さんにとって、家族の暖かさが心の支えです。内間さんの休みは天気の悪い時だけです。その日は子供の相手をしてあげるのが日課です。
目標はとの問に「漁業者にとって水揚げ一位になることです」と語っていました。内間さんはトシ子夫人と二男一女の五人家族の三九歳です。
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008357 |
内容コード | G000000334-0006 |
資料群 | 旧知念村広報 |
資料グループ | 広報ちねん 第3号(1979年10月) |
ページ | 5 |
年代区分 | 1970年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 知念 |
発行年月日 | 1979/10/12 |
公開日 | ー |