沖縄が本土復帰して早や八年目を迎えこの間、諸制度の一体化により、役場の仕事も年々増加の一途をたどると共に復雑多様化の様相を呈してきております。沖縄は本土に比べあらゆる面で立遅れていると言われており、その格差を一日も早く是正するため復帰特別措置を充分に活用し、本村の振興を図る必要があると思います。
事務量の増加にともない職員の数も増え、今年の四月から新しく企画課が設置され、次の三名の職員でもって構成されています。
課長 山内昌林(基本構想) 玉城秀雄(広報) 伊集稔(統計)
主な仕事の内容をあげると、
一、基本計画の策定調整に関すること
村の計画行政を必要とするため、諸事業を企画立案するとともに、各課との連絡調整を図る
二、消防・防災に関すること
災害対策基本法第四二条の規定に基づき、防災計画の策定並びに防災協議会の運営
三、土地利用計画に関すること
土地利用計画に基づき、各種関発事業に係る調査並びに規制区域指定事前詳細調査
四、統計に関すること
統計法に基づく指定統計調査
五、広報• 公聴に関すること
村広報紙をもって村内外の情報を広く村民に提供する。
これだけの仕事を三名で処理することになっておりますが、本年度の目標として
一、現在、知念村基本構想案が議会特別委員会において審査中であり、議決され次第、本村の本構想 基本計画に基づき、実施計画を策定し、実施計画に基づいて村の諸事業が実施できるよう努力する。
一、村内の情報を各家庭へ提供し、村民が喜んで愛読するような広報活動の充実を図る。
一、職員が互いに信頼し合い、心を一つにしてあたえられた職務に専念し、村民の期待にこたえること。
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008356 |
内容コード | G000000333-0007 |
資料群 | 旧知念村広報 |
資料グループ | 広報ちねん 第2号(1979年8月) |
ページ | 5 |
年代区分 | 1970年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 知念 |
発行年月日 | 1979/08/01 |
公開日 | ー |