村では一人暮し老人や身体障害者のために家庭奉仕員を派遣しています。
身体障害者家庭奉仕員として昭和四六年から島袋幸代さんがあたり、老人家庭奉仕員として、昭和四八年から仲里文子さんがあたっています。
老人家庭奉仕員 仲里文子さん
仲里さんは、ねたきり老人や一人暮し老人六世帯をそれぞれ週一回づつ訪問しています。仲里さんの活動日記の一部を紹介しましよう。
七月六日金曜日今日は仲里マカさん(九八才)の訪問日。マカさんは私が訪問すると大喜びです。掃除、洗濯、裁縫、買物と一週間分の仕事をすませますと、奉仕員のもう一つの大切な仕事であるマカさんとの話合の時間です。一人暮しのマカさんにとって話合が一番楽しい
ひとときです。今日は若い時のことを話してうれしそうです。
身体障害者奉仕員 島袋幸代さん
島袋さんは、障害者三世帯、老人二世帯の五世帯をそれぞれ 週一回づつ訪問して身のまわりの世話や相談相手として一生懸命です。
島袋さんは「地域の皆さんが家庭奉仕員の活動に対して理解していただき、障害者およびその家風を暖かく見守ることができるようになってはじめて、ほんとに明るく楽しく暮しのよい村づくりができると思います。」と語っていました。
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008356 |
内容コード | G000000333-0004 |
資料群 | 旧知念村広報 |
資料グループ | 広報ちねん 第2号(1979年8月) |
ページ | 4 |
年代区分 | 1970年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 知念 |
発行年月日 | 1979/08/01 |
公開日 | ー |