浅学非才の私が助役という大役を果せるかどうか、如何にも優等生らしく謙尊するが、とに かく選任された以上、皆様方各位のご協力とご指導、ご助言を仰ぎつつ、村長の女房役として村長の諸施策を着実に実行し調和のとれた知念村振興に全力を傾注したいと抱負を述べている。
仲村さんは昭和三十年知念高校を卒業、当時、軍作業ブームにより卒業後間もなく那覇航空隊へ勤務したが部落の推薦により四年の軍作業生活から退き、昭和三十四年知念村役所入り財務主任• 固定資産評価員を経て昭和四十二年、その優れた才能が認められ、若き総務課長として抜躍された。
職員の統卒は勿論のこと、前助役の片腕として村財政の確立執行等、総務課長としての重責を遺憾なく発揮すると同時に沖縄県市町村職員共済組合議員、佐敷村・知念村給食センター監査員、知念小学校 会長を務める等、村内外を問わず信頼と才能は高く評価されている。
趣味も多種多様で陸上、野球、バレー等も得意とし、青年時代は陸上競技の選手として大活躍、農耕にも励み、あらゆる体験の持主、行政職二十年のキャリアを持つベテラン、風貌に似合わず強固な精神力と緻密な計画、そして財政通であり今後、助役としてのその手腕が大きく期待されている。貞子夫人と四男一女の七人家族。
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008355 |
内容コード | G000000332-0008 |
資料群 | 旧知念村広報 |
資料グループ | 広報ちねん 第1号(1979年6月) |
ページ | 8 |
年代区分 | 1970年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 知念 |
発行年月日 | 1979/06/01 |
公開日 | 2023/05/23 |