雨の日も、風の日も、ひたすら子供達の交通安全を守るため毎朝安全指導に専念し子供達からがんばりじいさんと親しまれている奇特なおじいさんが、今、村の話題となっています。
このおじいさんは山城興松さん七二才で、昭和五三年七月三〇日以来、今日まで一日も欠かさず黄色い帽子と黄色い旗を手に交通安全指導をなさるのが毎日の日課となっております。その動機についてお尋ねいたしましたところ、おじいさんは次のように語っておられます。
「私は、毎朝、子供達の元気な顔を見るのが楽しみで、このような明るい子供達を、交通事故から守りたいだけです。」
新聞やテレビ等で毎日のように報道されております交通事故の悲報が後を絶たない昨今、夢多き未来に向って明るく、たくましく育っていく子供達を交通故から守ろうと年老いた体にムチ打って頑張っておられるおじいさんの姿を拝見する時、こ のような暗いニユースの多い物騒な御時世にご立派なお心掛けだと唯々頭が下るのでございます。
今後とも益々おじいさんが、お元気で子供達の交通安全指導に頑張っていただきたいと思います。
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008355 |
内容コード | G000000332-0006 |
資料群 | 旧知念村広報 |
資料グループ | 広報ちねん 第1号(1979年6月) |
ページ | 7 |
年代区分 | 1970年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 知念 |
発行年月日 | 1979/06/01 |
公開日 | 2023/05/23 |