馬天小学校の体育館に三味線の音が軽やかに響きます。馬小三味線クラブ(顧問・比嘉良雄教諭)の児童たちの演奏する音です。
週2回、放課後に行なわれる練習には、四、五、六年生27人が参加しています。正座して三味線をかかえる姿は、もう堂に入ったものです。
町制施行五周年祝賀会でその腕前のほどをご存知の方も多いと思いますが、現在、グラブ員のレパートリーは七曲、「安里屋ユンタ」「渡りそう」「安波節」…いずれも本格的な演奏をみせてくれます。
独自の発表会を持つ予定もありまた、学芸会での発表も予定されており、正座して「工工四」を読み、三味線をひく姿は真剣そのもの。家に帰ってからも練習する児童もいるとのことで、上達ぶりには「目を見張るものがある」と比嘉教諭にいわしめるほどです。
昨年発足したクラブも、今では他の学習面にもその効果がでているとのことでした。