やせることの一番良い点は、動作が機敏になり、生活自体が活動的になってくることです。肥満しているとあまり動かないため、カロリー消費が少なく、余計太ってくるという悪循環になってしまいます。
心臓にはやせることによって次の効果があります。減量をすると、全身に血液を送る心臓の負担が軽減され、心臓の予備能力も回復してきます。また、インシュリンの効果を高めて糖尿病を予防したり、良いコレステロールであるHDLコレステロールを多くして、動脈硬化や胆石を防ぎます。日常生活や食生活上の諸注意を守って、標準体重「(身長マイナス100)×0・9」前後1割以内の体重を保ちましょう。